役員紹介

名誉理事 :成島 出(なるしま いずる)

この度設立された日本芸能技術検定協会の名誉理事に就任した成島 出です。
本協会では、既に芸能業界に携わっている方達のみならず、この業界を目指して日々努力を重ねている方達それぞれの技術力、ケーパビリティ、タレント力等を第三者として総合的に判断し、その技術レベルを評価・認定するために「芸能技術検定」をスタートさせることとなりました。
 
本来、タレント個々人は潜在的能力と顕在化している能力を併せ持っていると考えています。タレントを起用する側である映画監督や脚本家は、この二つの能力を見極めるのにこれまで多くの時間と労力を費やしてきましたが、私たちに託された使命は企画している作品に最適なタレントを選び出し、本人の持つポテンシャルを実際の参加プロセスを通じて最大限に引き出すことです。

他方、顕在化している能力とは、いわば個人の演技力、技術力であり、それは過去に出演した作品やオーディション等で判断してきましたが、この新たな試みである「芸術技能検定」は顕在化した能力や技術を検定という形で具現化し、その演技レベルや技術レベルをある程度客観的に評価・認定するものです。これにより、私たち企画者側はその作品に最もふさわしい演技力、技術力を持つタレントを客観性のある評価基準で選ぶことができるようになります。
 
さらに、現役タレントの方達やタレントを目指す方達にとっても、この「芸術技能検定」が自身の現在のレベルを自己認識し、目標とする演技力・技術力のレベルを明確に設定することで、芸能に関わる者としての力量を磨き上げる一助となるよう、また、この検定にチャレンジした皆様が、今後、さまざまな作品の中でその高い演技力・技術力を発揮して活躍されることを心から期待しております。

主な作品・受賞
1994年、『大阪極道戦争しのいだれ』で脚本家としてデビューし、『T.R.Y.』や『日本沈没』、『クライマーズ・ハイ』など多数のヒット作の脚本を手掛ける。2003年、初監督作『油断大敵』にて第23回藤本賞新人賞と第26回ヨコハマ映画祭新人監督賞を受賞。翌年、『フライ,ダディ,フライ』で第20回高崎映画祭若手監督グランプリ受賞。
2012年、『八日目の蝉』にて第35回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。
2015年、『ふしぎな岬の物語』で第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞
また同作で第38回モントリオール世界映画祭の審査員特別賞グランプリと
エキュメニカル審査員賞を受賞。

名誉理事 : 坂口理子(さかぐちりこ)

脚本は、映画やテレビドラマ、舞台などの作品における設計図だとよく言われます。たとえて言うなら料理におけるレシピ、監督やディレクター、演出家といったシェフの方々によって存分に腕を振るってもらえるよう、やがて出来上がった料理を観客の方々に美味しく味わっていただけるよう、一番最初に生み出されるものが脚本なのだと思います。そして、その作品、すなわち料理を創り上げるにあたって、なくてはならないのが素材です。これから出来上がるはずの作品をいかに素晴らしいものに仕上げられるかは、すべて素材に託されていると言っても過言ではありません。いくらレシピを精魂込めて書いたところで素材がなければ、それはただの紙に書いた料理の説明にすぎないので、脚本という書かれた文字にすぎないものを、形あるものにしてくれる、そして観た人の心を動かしてくれる、そんな可能性とパワーに満ちたたくさんの方々に、この検定を通してお会いできることを、心から楽しみにしております。そして、この検定をステップに大きく羽ばたかれて行くことを、微力ながらお手伝いさせていただけたら幸いです。

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